読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

にゃははー

はへらー

スレッドアンセーフなshared_ptr

多分みなさんはstd::shared_ptrを使ってるとシングルスレッドで使うんだからスレッドアンセーフでいいのにとか思うことが良くありすぎて再実装したくなると思います。ならない方はなって下さい。設計が悪いと言う人はrecursive mutexを今後使わないで下さい…

演算子における引数の評価順と副作用

C++

年も瀬だというのにTwitterで規格書たちが騒いでいたのは記憶に新しい(?)と思うけど、自分もC++11(とちょっとあと)までしか読んでなかったせいで、いろいろ時代の潮流に取り残されている感じがあったのでちゃんと自分で調べましたっていう話。 事の発端と反…

Boost.Fusion, Boost.Phoenixのメンテナになりました

今朝見慣れないメールがいくつか飛んできていて、その中でJoel de Guzman(FusionとかPhoenixとかSpiritとかのAuthor)が、「君をメインメンテナとしてコミット権追加しといたから、ヨロシク」ってなてました。 Boostの開発はgithubに移行してからpull-reque…

インクルードガードとpragma once

C++ Advent Calendar 2015の5日目です。 前C++時代から近代C++に至るまで、ヘッダファイルの重複インクルード排除のために通称インクルードガードというものが使われてきました。 #ifndef YOUR_VERY_VERY_AWESOME_LIBRARY_HEADER_H #define YOUR_VERY_VERY_A…

Boost.勉強会 #18 大阪

今日Boost.勉強会が開催されていたらしいので、そういう感じのタイトルにしておけばタイムリーかなって思いました。(小並感 さて、思い立ったがなんとやらという言葉がありますが、思い立ったので秩父神社まで日帰りで行ってきました。 予てより八意思兼命…

futureで欲しいutility

つらつらとfutureを使ってたらこういうのが欲しいというのがあったのでまとめ。 と言っても2つしか無いけど (static_)future_cast future<T>のcastが欲しいという話。std::(static|dynamic|const)_pointer_castがあるんだからfutureも欲しくないですか?ってい</t>…

MSVC(に同梱されているcl.exe)のTwo-phase name lookupが未実装というのはどういう挙動をするのかという備忘録

Boost.勉強会の立ち話で id:redboltz さんからMSVCのTPLが未実装ということについて、詳細を聞いたので確かめてみた。 まぁ聞いたら話は簡単で、non-dependent typeであってもlookupがinstantiation timingまで遅れてしまうという感じ。 正しいTwo-phase nam…

退職エントリ

退職エントリです。 Twitterで結構前から辞めるだのどうのこうのって騒いでたので、見てた人はわかると思いますが。 正確には本日が最終出社日で、4末の退職です。 特に現職にどうこう言うつもりも無いので淡々と報告となります。 で、次職ですが、さっき正…

Boost.Fusion 1.58 updates

Boost.Fusion 1.58は頑張ったし、Damien Buhlも頑張ったのでそれなりな更新がいくつかあります。 まだBeta出てない*1けどそろそろmasterがcloseしてbugfixのみになるので機能としてはfixした感じ。 主な新機能 GitHub PR #12 Fusionのシーケンスをboost::has…

CrystaX NDKとBoost

私はAndroidの開発をするわけではないが、Googleが出すAndroid NDKとは異なったNDKがあるらしい。CrystaX .NETサイト名に.NETがついているがMicrosoftとは無縁の様。で、そこの開発チームが最近Boostへ積極的に関わってきている。 いくつかのライブラリは動…

便利かもしれないGCC builtin

これは恐らくC++ Advent Calendar 2014の15日目です。古来[要出典]より人々はいかに例外を投げた奴をトレースするかに命をかけてきた[要出典]。投げられた例外自体や、そのメッセージを確認することはできるが、一体誰がその例外を投げたかという情報は一切…

returnとmoveと() ~ GCCを添えて

Boost.Move 1.56 で追加されたBOOST_MOVE_RET*1*2というマクロがあるのですが、GCC 4.9のC++14モードだけなぜかコンパイルできないと言う事象にぶつかってしまい、そういえばここらへんの暗黙のmoveとかって最後にドタバタしてたなぁと思いつつあんまりしっ…

Boost.勉強会 #16で発表してきた

Boost.勉強会 #16 大阪 - boostjp便利!電動歯ブラシ | Boost.勉強会 #16 大阪 この発表したあとにBoostの開発のこと聞かれたり色々したので、やっぱりキチガイキワモノ達の発表もいいけど、こういう簡単なセッションもあったほうがいいんだろうなぁと思った。数回…

range-based forとstd名前空間

Boost.Coroutineに関してBoost users MLでrange-based forに関する面白い話が流れたので紹介したい。 この話は私も初めて聞いて驚いた。C++11で新規追加されたrange-based forはconceptが削除されたタイミングでその挙動をどうするかで議論していた。なつか…

Debian GNU/Hurd 2013のインストールでパーティションを切りたい

Debianのインストールから、カーネルビルドまで...はいかない - にゃははー のハマリポイント4をなんとか回避できた。結論から言うとprocfsがmountsを提供しないのが原因で、手動で切ったパーティションがマウントされているかを確認できていなかったのが原…

Debianのインストールから、カーネルビルドまで...はいかない

ディストリビューション/パッケージマネージャー Advent Calendar 2013 - Qiita の18日目です。今回はDebianのインストールとちょっとした操作説明したいと思います。Debian系は最近あんまり使ってないのですが、選択肢が現時点ではDebianしか無いので。何を…

Boost.Range でも regular が使いたい! - C++ AdC 2013

C++ Advent Calendar 2013 - PARTAKE の12日目です。もう一個のカレンダーの方で激おことかforkforkとか言ってたら、なんかみんな頑張ってるしカレンダー名に(fork)とか付いてしまってて申し訳ないなーとか思ってたり少しはしているのですが、特にカレンダー…

C++ Advent Clandar 2013 1日目 (forkした方)

※注: これはforkした方の。C++ Advent Calendar 2013今年もAdvent Calendarの季節です。 しかも驚くべきことにC++ Advent Calendarはforkしました。あと先に断っておきますが、25日やらないです。 立ちあげた本人が表にもこちらにも書こうとしていないのは一…

今年参加するAdvent Calendar 2013

びぼうろく C++ Advent Calendar 2013 担当日 :12/1(Sun) 書くこと:C++ACの傾向と対策ついにC++ Advent Calendarもforkする時代です!!! C++ Advent Calendar 2013 - PARTAKE 担当日 :12/12 (Thu) 書くこと:なにか本当になにも考えていない。やばい。 …

Boost.Coroutine with 1.55.0 Beta 1 RC

もうBoost 1.55.0の時季となったわけで、リリースノートの翻訳作業も進めている。 Boost 1.55.0のリリースノート翻訳を更新 - Faith and Brave - C++で遊ぼう今回はBoost.PredefというBoost.Configみたいな感じのものが来る。 どうせ誰かが解説するし、変更…

std::bindとboost::bindとboost::asio::placeholders

c++ - Should std::bind be compatible with boost::asio? - Stack Overflow std::bindにboost::asio::placeholder::errorを渡すと死ぬ(そりゃそうだ) - 2冊の本を3等分Boost.Asioのasyncハンドラには多くの場合、Boost.Bindとboost::asio::placeholdersを…

UPDATE_NOWの引数

自分向けの覚書 rule UPDATE_NOW ( target * : out-fd ? : force ? : continue ? ) target virtual-targetに対してactualizeしたabstract-target out-fd このupdateでのstdout/stderrの出力を吐き出すfile descriptor fdはFILE_OPENで引っ張ってくる force !…

GCC 4.8からLinuxのmultiarch/multilib対応が改善される

GCC

Ubuntu 11.04からアーキテクチャ依存関係のヘッダやライブラリとかが /usr/lib/x86_64-linux-gnu とかに移った影響でGCCのビルドが通らなかったりうまくリンクできなかったりしていた問題は、従来自分でパッチ書いたり環境変数でpathを通したりしなければな…

C++ AdventCalendar 2012 9日目 「Boost.AsioでGraceful Restart」

C++ Advent Calendar 2012 - PARTAKE の9日目です。今回は Boost.Asio で Graceful Restart してみたいと思います。 ※Unix依存コードなのでWindows環境はわからないです。あしからず。まぁWinで鯖とか... Graceful Restart とは Graceful(ぐれーすふる, 優雅…

1.52からboost::result_ofがコンパイルエラーになるかもしれない

1.51以前のboost::result_ofを使用しているコードでC++11モードをenableにしている場合、1.52に更新するとコンパイラによってはコンパイルエラーになるかもしれない。 というのもboost::result_ofはBoost 1.52から挙動が変わり、従来TR1式のresult_ofであっ…

複数のobjを束ねる

例えばあるprojectがあって、 project / : source-location ./src ; exe x : [ glob *.cpp ] ;とあるぐらいなら別に問題にならないけど、 project / : source-location ./src ; obj module/a : module/a.cpp ; obj module/b : module/b.cpp ; alias module :…

Spirit.QiのList Parserで嵌ったこと

http://www.boost.org/doc/libs/1_51_0/libs/spirit/doc/html/spirit/qi/reference/operator/list.htmlSpirit.Qiには a % b というList Parserがあるが、これを使ってて嵌った。ドキュメントには The list operator, a % b, is a binary operator that match…

Boost.Contextのnamespace

また変わりました...Boost.Contextの怒涛の変更 - にゃははー でboost::contextsからboost::ctxに変わったことは記憶に新しいですが、boost::ctxというnamespaceは命名規則に則ってないのではという議論が巻き起こりました。 Boost mailing page: [boost] [c…

第2回闇鍋プログラミング勉強会に行ってきた part1

ので、帰ってきた話。 全ては妥協から始まった 懇親会会場を後にして、つくばに戻ろうと神保町駅に入った。さて、このあと東京駅からバスで帰るか、いや、850円の差はでかいぞ...じゃぁつくばからいつもどおり歩くか。そう決めて 神保町-大手町-北千住 と進…

Boost.Build v2の誰てめ

ところで君はだれだい? numbers.log10 名前の通り常用対数を取るruleです。 import numbers ; ECHO [ numbers.log10 1 ] ; # => 0 ECHO [ numbers.log10 100 ] ; # => 2注意なのが、bjamは全て文字列で処理するのでパラメータと戻り値は全て正数です。悲し…

Boost 1.50.0で追加されたライブラリ達

皆さんご存知の通りBoost 1.50.0がリリースされました。 このリリースで皆さん当然user-config.jamに BOOST_THREAD_VERSION=3 を追加したことと思います。まぁ今回は変更ではなくて新しく追加されたライブラリについて。 Boost.Algorithmさんには若干失望し…

Boost.Phoenix V3でのmove

例えば common.hpp を次のように書いたとする。 #include <boost/move/move.hpp> struct S { BOOST_MOVABLE_BUT_NOT_COPYABLE(S) public: S() {} S(BOOST_RV_REF(S)) {} }; void f(S) {} で、このSをfにmoveしてみる。 #include "common.hpp" #include <boost/move/move.hpp> int main() { S s; f(boost</boost/move/move.hpp></boost/move/move.hpp>…

Boost.Contextのこととか話した

Boost.勉強会 #9 つくば - boostjp Boost9 session 並行と並列とスレッド 前半はなんか概念的なことばっかり話したと思う。しかも後半でほとんど関係なくなったし。 とりあえずユーザースレッドってものを導入したかったのだと思う。多分。カーネルスレッド…

Boost.勉強会 #9 つくばを主催した

Boost.勉強会 #9 つくば - boostjp 主催っていうのは存外難しい まず、会場の確保。これは何度も言っているけど新城靖准教授にしていただいたことで実現できた。 実際確保だけはできるけど教室機材は使ってはいけないとか言われる。教員が借りると問題ないら…

Ubuntu 11.04以降で自前でgccをビルドした場合のアーキテクチャ依存ファイルについて

GCC

Ubuntu 11.04以降で幾つかのアーキテクチャ依存ファイルのパスが変更されてしまい、upstream GCCを自前コンパイルするとインクルードやリンクが通らないという問題があります。通常、/etc/environmentに CPATH=/usr/include/x86_64-linux-gnu LIBRARY_PATH=/…

Boost.Contextの怒涛の変更

Boost.Contextがtrunkに入ってだいぶ経ちましたが、ここのところ非常に大きな変更が入っています。 ※今後も更に変更されるかもしれないので、リリース時にはこのエントリも役に立たないかもしれないです。 これまでの流れ 内部実装とかユーザから直接関係な…

libstdc++で_GLIBCXX_USE_NANOSLEEPがないとstd::sleep_for/std::sleep_untilが定義されない件について

結構前から議論が上がってて見てたけどそういえば書いてなかったので今更ですけど...例えばLinux等POSIX系OSで #include <chrono> #include <thread> int main() { std::this_thread::sleep_for(std::chrono::seconds(1)); } としてもGCCは hoge.cpp: In function ‘int main(</thread></chrono>…

GCC4.8をC++でコンパイルするブランチ

GCCはC++を使用することを決定したわけですが、その実際の動きがありました。 http://gcc.gnu.org/wiki/cxx-conversionconfigureに --enable-build-with-cxx を叩きこむと一部のソースがC++コンパイラでコンパイルするようになるわけですが、このブランチは…

GCC4.8はClangに近づく

GCC4.8からdiagnostic messageを改良する動きが出ています。 http://gcc.gnu.org/wiki/ClangDiagnosticsComparison GCC4.6からdiagnostic messageの改良が始まっていましたが、これまでのは例えば struct S { ... snip ... } int i; というコードで意味不明…

Steven Watanabeの神コミット in Boost.Context

Boost.Contextがtrunk入り - にゃははーでBoost.Contextのビルドオプションが面倒だと言ったが、我らがSteven Watanabeがやってくれた。svnではrev.77196,ftp.tsukubaのgitでは6d06ffddf135088328525bb677c0c0e0687c917dだ。このコミットが何を意味するか端…

CentOS5.7のcpanでMongoDBを入れるときのメモ

人生初perl/cpanでcpanの依存関係が死んでるらしくて嵌ったのでメモ...まずDateTimeは自動的に選択されるけど,死んでるのは総じてDateTimeから先. MongoDB `-> DateTime |-> Math::Round |-> Params::Validate | `-> Attribute::Handlers |-> DateTime::Loca…

Boost.Contextがtrunk入り

タイトルの通りBoost.Contextがsvn trunkに入りました.多分1.50.0でのリリースになるのではないでしょうか. 先日githubから突如としてリポジトリが消え去っていましたが,ようやくtrunkに入るまでになったようで何よりです.svnはrev.76974で,ftp.tsukubaが出…

【解決】Intel Atom環境でBoost.ContextがSEGVる

普段VAIO Z(Intel Atom Z550 + Ubuntu 10.10)で開発してるわけなんだけど、Boost.MMMを作るにあたってBoost.ContextがAtom環境でSEGVってくれる。 具体的にはboost_fcontext_startでboost::contexts::detail::trampolineに行く時にtrampolineの第1引数の値が…

tools/boostbook/setup_boostbook.(sh|py)が加えるuser-config.jamへの変更

$HOMEにuser-config.jamを置いている場合、user-config.jamが変更されるため単なるビルドでもエラーになってしまう場合があります。もちろんuser-config.jamを$HOMEに置いたりbjam Advent Calendar jp 2011を読むぐらいの皆さんですからこんな事書かなくても…

Many-to-Many thread Modelのライブラリを書いてみてる

Boost.Context github現在Boost.Contextのmini reviewが実施されてます。これはコルーチンやファイバーを実装するベースとなるコンテキストスイッチを提供します。Boost.CoroutineやBoost.Fiberが頓挫してる中レビューまでこじつけたライブラリです。既存のB…