にゃははー

はへらー

とりあえずPDF版1章

先にPDF版は読めるので、1章(?)だけ読んでみた。我らがBjarne総統だ。

個人的にいろいろ痛いところを突かれてるのが確かで死にたくなってくるのだが、私個人が気になった箇所がある。
それは13ページからの「C++を教える方法」だ。


いま大学の後輩などに少しC++98/03を教えてみたりしているのだが、非常に説明がムズイ。私が理解しきれていないという事実は悲しくなるのでprivateにしておいて隠蔽するのだが、それでもいろいろ困る。

Hello, woldで出てくるstd::coutとはなんなのか本気で説明しようとすると、classの説明やらnamespaceの説明やらが必要になってくる。そしてなによりoperator<<のオーバーロードやtemplateやらの説明が出てくる。正直詰んだ。

で、Bjarne総統のとった方法というのがstringとvectorを教えて、使うだけに集中した。そしてある程度したらclassの定義だけ、ポインタと配列に至っては更に後回しにしたという。

なるほど。Better Cとして教えようとした手順が間違っていたのか。「C < ... < C++」 ではなく、「C != C++」としたところが重要なのだ。
私は別に教育者というわけではないが(むしろ学生なのだが)、この方針は非常に見習うべきかもしれない。